静岡地域教化センター

2 納棺について

(1)通夜の前に、近親者で遺体の湯灌をし、白服(白い着物)、または生前に愛用していた清潔な服を着せて納棺します。

遺族、親族が人間の死という厳しい現実をいただき、生死無常と報恩感謝を肌身に感ずる大事な仕事です。

・肩衣(かたぎぬ)(門徒袈裟)をご遺体に着用し、合掌した手に念珠をかけます。

(2) 真宗の教えでは、以下のようなことはしません。

・棺上に守り刀、或いは魔除けと称するものを置くこと。

・ご遺体と共に、共人形を入れること。

・ご遺体に旅装束(死装束)と称して、手甲、脚半、草鞋、頭陀袋、杖、六文銭や三角の布を付けさせること。